電波男
- 作者: 本田透
- 出版社/メーカー: 三才ブックス
- 発売日: 2005/03/12
- メディア: 単行本
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この本、おれの評価では本棚入り確定なのですけれど(どうでもいい本は時期を見計らって売るか捨てます)、もし、仮にいつか女の人がおれの部屋に来たとして本棚でこれ見つけたらどう思うんでしょうかね? だってオビに「もはや現実の女に用はない」とか書いてあるんですよ。「真実の愛を求め、俺たちは二次元に旅立った」とか書いてあるんですよ。ドン引きでしょ、間違いなく。まあ、ナコリム人形が机の上に軒を並べているよりかはマシかもしれませんが。余談ですけどいまサムスピ関連のフィギュアが発売されるようなことになったらたぶん買いますね、おれorz
共感できるところも沢山ありました。三次元の彼女ができたからってオタ趣味を捨ててはいけない、とかね。正しい! まったくもって正しい! 彼女(いないけど)にゲーム禁止言われたら、おれは彼女と別れてゲーム選びますもん。おまえいまは強がってるけどそれがそのまま30、40代まで続いたらどうするつもりなんだとの声も聞こえてきそうですが、そういう将来の話は先送りです。気にしない気にしない。ま、何とかなるでしょう(たぶん何とかなりません)。
それと妄想力を高めようとの話もありました。これはこれでなかなか大事かも。脳内会話とかになるとさすがに高レベルですが、たしかに適正な妄想レベルを保つに越したことはないですね。要はネットや同人誌を通してハァハァしまくれと、そういうことです。それが日本経済の安定や世界恒久平和につながるのです(マジらしい)。
久しぶりに楽しい本を読ませていただきました。大満足。