はこりむ

げーむといらすとのかりすまうぇぶさいと

教科「美術」

小中高の美術の授業は本当に内容の薄い時間だったなーと、いま思います。課題を出されるので嫌々ながら、風景とか自画像を適当に描き散らしていましたが、それで苦労して何が出来上がるかというと、この世のものとも思えないエイリアンや異次元空間なわけですよ。もともと美術に関してセンスのある人はいいですが、下手なヤツはいつまでたっても下手。下手な高校生は、上手い小学生には絶対に勝てません。で、何が問題かと考えると、やはりきちんとした方法論を教授しないのが一番よくないと思うのですよ。人物画を描けというのなら、それこそ生徒全員に定規を使わせるくらいの勢いが必要です。そして皆同じ方法で同じ絵を描かせる。計算式のように比率を頭に叩き込んで、とにかく目の位置はここ、腕の長さはこれくらい云々を徹底的に教えたほうがいいんじゃないかと。すくなくともおれはそう教えてほしかったと切に思います。もちろん出来上がった作品はどれもこれも似たり寄ったりになりますが、基本の型をとにかく覚えてしまえばあとは応用するだけですから。作品の個性を論じるのはそれからでも遅くないでしょう。基礎を固めれば形が崩れたものは描かないようになりますし、なにより上達が目に見えることでモチベーションがあがります。
ま、週に1回の授業で上達しろというのがそもそも無理ゲーっぽいんですがヽ(´ー`)ノ
何が言いたいかというと、個人的にもうすこし早くこの方面の趣味を開拓したかったなーということです。