はこりむ

げーむといらすとのかりすまうぇぶさいと

友人の紹介もあって読んでみました

封印作品の謎

封印作品の謎

問題設定の仕方は面白かったけど、裏を返せばそれだけのような気もしました。インタビューなどの記事の紹介の仕方がわかりづらいというか、あまり論理的でないようにも感じます。とくに「水夏」というゲームを扱った最後の章は、それが顕著でした。著者がどれだけその作品に感動したのか知りませんが、ゲーム内容を数ページにわたって延々と語りだすのは勘弁。それは本のコンセプトである封印作品の問題と関係ないでしょう、と。あくまでそのゲームが18禁なことが問題だったはずです。で、内容紹介の次にきたのがギャルゲーとエロゲーの違いですよ。だからそれは論旨と関係ないでしょう。その後に三鷹市水道局のポスターについて語り始めるし……もうすこし上手い書き方があったんじゃないかなあ。