はこりむ

げーむといらすとのかりすまうぇぶさいと

崇殺し編

それに気付くのはとても難しいこと。……多くの人たちは日々の幸せに飽食してるよ。今日と同じ明日が訪れると信じきってるから、今日できることを明日に送る。今日してやれるやさしさを、明日に送ってしまう。

面白くてラストまでついついぶっ続けで読んでしまいました。前半は沙都子にハァハァできるし中盤は精神的にきついし後半はおっかないしで、非常に良質なシナリオでした。沙都子にとっても圭一にとっても、人間が壊れていくとしたらこういう過程を歩むんだろうなーという一例を充分な想像力で提示してくれた感があります。


犯人はもちろんさっぱりわかりません。わかる、わけが、ない。