はこりむ

げーむといらすとのかりすまうぇぶさいと

読み応えあった

職業としてのAV女優 (幻冬舎新書)

職業としてのAV女優 (幻冬舎新書)

AVはエロゲと違って暴力団の利権と化しているから規制対象にならないんだとか、だから女性人権団体も何も言わないんだとか、そんな話がまことしやかに語られるのをよく聞きますが、もうそういう時代は終わったのだというのがわかる一冊。非婚化・晩婚化が進むと性風俗の質がアップするというのは、逆説的ではありますが的を射ている気がします。2000年代に入ってからの希望者の増加・単価の下落・アイドル化・質の向上・一部の女優への人気集中という点では、構造的にはいまの声優業と似たようなものでしょうか。そういえばエロゲ声優なんてのもあります。