はたらく細胞2期楽しみ
難しいことはわかりませんがシリーズのがん編。1万人以上見てきた先生がその見識を素人にもわかりやすく説明しているのと、その熱量に好感が持てる。「ぼくは余命宣告はしない。患者に無用のショックを受けさせる必要はないし、個人差があるので全く当てにならない」等、それが正しいか正しくないかは置いといてこの人なりの信念を持っているのがいいですね。
ところで自分は最近リングフィットを継続していて継続100日くらいなのですが、運動をするようになってから体の調子がいいのは感じてます。運動することで免疫細胞が活性化するというのは、たしかにあると思う。以前は座っている時間が長いからか、よく膝の痛みに悩まされていたんですが、リングフィットを始めてからそれもなくなりました。がんに限らず病気の予防というと日本人はどうしても食べ物に意識が行きがちで、何を食べれば良いとかこれは避けるとかそういう議論になりやすいですけど、運動することも同じくらい大事なんだなといまは思います。運動って面倒だからやる気がわかないのはわかるし、自分もそうでしたから。そこをやる気にさせてしまうリングフィット本当にすごい。
あと先生曰く「肉や魚のコゲは食べても全く問題なし、農薬も食品添加物も問題なし」とのこと。科学的な見地に基づいたこういう見解はどんどん広めるべきだと思う。食べ物について昔のよくわからない風説がいまだに根強く残っているのは、全く合理的でないように思います。これも以前どこかの本で読んだことがあるのですが、遺伝子組み換え食品なんかもそうじゃないですか。遺伝子が組み替えてあろうがなかろうが、組成は単なる炭水化物やタンパク質なのに、それが体内で吸収される過程で何の影響を及ぼすのかと。
本ではジョブズについて触れていますが、ゲーマーとしては岩田社長を思い出しますね。患ったときに病気のことや自分に体について積極的に勉強して、前向きに取り組んでいたという話を聞きますが、この本で言うとてもいい患者さんだったんだろうなと。
がんというとどうしても自分よりひとつふたつ上の世代の治療の様子が印象に残るものだから、だいたい怖い病気というイメージだけど、あのときのファミコンがSwitchやプレステになっているように医療も進化しているんだということが、全体を通して印象に残りました。