はこりむ

げーむといらすとのかりすまうぇぶさいと

ルソー展

世田谷で開催しているみたいですが、この前見たNHKの番組によるとルソーの絵は技術的に上手いというわけではないらしいですな。遠近法がめちゃくちゃだとか、地面に足がついてないだとか、なんで正面顔ばっかりなのとか、当時の批評家たちに散々バカにされたらしいです。で、実際に絵を見てみると確かに足が浮いている(笑)。
2、3年前は美術館なんて退屈極まりないものだと思っていましたけど、いまはそこそこの興味を持って見られるような気がします。実際に自分で描いてみないと、「じっくり鑑賞する」という行為は絵というメディアにとって厳しいのかもしれません。すくなくとも自分はそうでした。逆に言えば、絵は小説や音楽と違って受け手に多くの時間を要求しないので、沢山の人に見てもらいやすい利点がありますね。
そう思うと昔の「小説書いたぜ! 読め!」はきつかったなぁ。読むのに時間をとらせておきながらアイタタタな内容だと……orz

あとから描き加えてごまかしたらやっぱり無理がありました。